決してアクアラインではありません - アスラクライン6巻
- 作者: 三雲岳斗,和狸ナオ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/01/06
- メディア: 文庫
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この春に祝アニメ化ということで、まだ読んだことのなかった「アスラクライン」を1巻から読書中。
昨秋の「とある魔術の禁書目録」でも同じことをやろうとしていたのですが、
アニメ放映開始前に4巻までしか読み終わらずあえなく挫折し、アニメも原作も未だに積んでます。
今回はその反省を生かして、アニメが始まるまでにきちんと読み終えようかな、と。
さて、そんな「アスラクライン」ですが、個人的にはタイトルが非常に覚えにくい。
どういうわけか最初は「アクアスライン」と間違って覚えていたくらい。
アスラクライン
アクアスライン
・・・並べて書くと結構似ているので仕方ないですよね。
タイトルの意味を説明すると若干のネタバレになるというのも難しいところ。
アスラクラインの説明が出てきたときには「なるほどー」と思わされたんどね。
今のところ、個人的にお気に入りなのは、この6巻。
以下、ネタバレ注意
4巻冒頭の操緒が転校してきたときの教室内の会話も面白かったですが、
6巻の「貧乳と巨乳どっちが好き?」のくだりには大爆笑。
まさか、模試の「C判定」からつながってくるとは思いませんでしたよ。
そして、智春が一言。
「僕は胸よりも、尻のほうが好きなんだけど――」
これで、俺はラノベの主人公にはなれないと悟りましたよ、ええ。こいつには勝てない。
また、同じく6巻に収録されているアスラクライン・P(ポータブル)の話も良いですね。
長編の設定を踏まえつつ描かれる嵩月の話は面白かったです。ニヤニヤしまくりです。
非日常の中の日常がたまらなく好きなこともあって、アスラクラインはとても面白かったです。
ありがちなハーレム展開かもしれないけど、そこがまたいいですしね。
贅沢を言わせてもらえば、嵩月と佐伯妹の話がもう少し読みたいかなあ。
悪魔とか、アスラクラインとか、そこらへんの話にあまり触れてない気がしますが、
メインの話がしっかりしてるからこそ、日常シーンがより面白く感じるということで。