「俺の妹がこんなに可愛いわけがない2」感想


とりあえず、一言いわせてくれ。

最近俺のアドレス帳に、女子中学生の名前が増えつつある。客観的に見ればうらやまれる状況かもしれない。


主観的に見てうらやましすぎるわ!!


さてさて、完全に出落ち作品だと思っていた「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」ですが、ついに2巻が発売されました。まさか、シリーズ化するとは思ってもいませんでしたよ!


以下、ネタバレ注意


2巻では、妹ゲーとしてシスカリが登場するわけですが、これって大丈夫なのでしょうか。他にも、カ●リビアンコムとか、ねこ鍋とか、なんかもうフリーダムにいろいろ登場しちゃってます。


夏コミの下りエスカレーターの描写で、「必ず、前の人と、一段空けて、乗ってくださーい!」とかもうね。たぶん、作者も今年の夏コミに来てたんだろうなあ。


ニュースサイトでは、MOON PHAZEが実名で登場。1巻でかーずSPとアキバblogは登場していたこともあって、何となく予想はしてましたけどね。同じページに登場していた「HG仕込竹箒」ってのは、アキバblogこの記事のこと?2年も前の記事だったので、検索するまで分かりませんでしたが・・・。


さて、1巻の感想では「ちょっと物足りない感じも」と書いた作品ですが、2巻は語り手である「俺」がオタクに対してある程度理解を示したことで、読みやすくなりました。1巻のほうが"重たい"テーマだったからということもあるかもしれません。


また、妹にオタク趣味を語れる友達ができたというのも大きいかなあと。1巻は「オタクであることが兄にバレる」ことから始まることもあって、かなり制限された環境の中での話でしたが、今度は妹が生き生きと動き回っております。特に、オタクの友達との会話は読んでいて微笑ましかったです。


最後のオチは今回も何となく予想がついたわけですが、兄はこれでいいんでしょうかね。加速する変態っぷりに嫉妬。もう少しいろいろなパターンの話を読みたい気もしますが、内容が内容だけに難しいかなあ。


後書きを読むと3巻も出るようなことが書いてあるので、次はどのニュースサイトが登場するのか、予想するのも面白いかもしれませんね。っていうか、3巻出るのか・・・。もしかしたら、長く続くシリーズになるのかもしれません。妹がどこまでデレるのか、幼馴染との関係はどうなるのか、気になるところです。


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追記
「今日1日のアクセス数>>>>今までのアクセス数」に笑った。
かーずSPさん、アキバblogさん、紹介ありがとうございました。